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ロレックス GMTマスター 1675 マットダイヤルの種類

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1675は1965年頃よりミラーダイヤルからマットダイヤルに変わります。近年多くのバリエーションが発見されているマットダイヤルは15年程の生産を占めており、マーク0やら1.5などよく分からない分類もされていますが、見ていきましょう。

ミラーダイヤルについては…
“ロレックス GMTマスター 1675 ミラーダイヤルの種類”

マーク0

image credit:hqmilton

シリアル138xxxx-16xxxxx(1965-1966年頃)

当初”ロングE”のマーク1ダイヤルが最初のダイヤルであると考えられていましたが、2012年「OROLOGI&PASSIONI」という掲示板に投稿されたダイヤルにより発見されました。長年発見されなかったところを見ると非常に稀であると言えます。

OROLOGI&PASSIONIのURL (伊語です)
https://orologi.forumfree.it/?t=63999380

特徴は最後のミラーダイヤルをそのままマットダイヤルにしたような形になります。

image credit:hqmilton ↑ミラー3

この時期はムーブメント変更の過渡期でCal.1565orCal.1575を搭載したモデル

image credit:hqmilton

マーク0.5

image credit:hqmilton

シリアル16xxxxx-18xxxxx(1966年頃)

マーク1の”ロングE”の一種ですがGMT針が小針と長短針がフラットなのが特徴。通常長短針は見えやすいように斜めから見ると僅かに婉曲してみえますが、マーク0.5以前の針は平らです。(1016 ,5512,5513などでもこの時期に変更されています。)

image credit:rolexhaven

マーク1

image credit:hqmilton

シリアル19xxxxx-29xxxxx(1966-1970年頃)

通称”ロングE”名前の通りダイヤル「ROLEX」の「E」の中線が長いのが特徴。マーク0.5との違いは上記でも記した通りGMT針が大きく、長短針が婉曲していることと、ケースの厚さが12,7mmから13mmと僅かながらデカくなっています。

年代的にフクシアと呼ばれる紫青のベゼル(60年代後半)を持つ個体はマーク1ダイヤルが多いです。

マーク1.5

image credit:ora24

シリアル16xxxxx-25xxxxx(1966-1968年頃)

マーク1とほぼ同じ特徴を持ちますが、「ROLEX」の「E」の中線がマーク1に比べ若干短くV字のようなセリフになっているのが特徴。シリアル的にマーク1と混同していますが、個体数はかなり少ない模様。

image credit:hqmilton ↑マーク1の「E」

マーク2

image credit:hqmilton

シリアル28xxxxx-39xxxxx(1969-1973年頃)、50xxxxx(1977年頃)

王冠はマーク0に似ており、フォントが全体的太め、文字の背が低いのが特徴。「ROLEX」の「LE」が近くなっています。

基本的に280-390万番台のケースにマーク2ダイヤルが使われていますが、500万代のケースでもマーク2が発見されています。これは残っていたダイヤルをロレックスが使ったのではないか?とも言われています。

マーク2.5

image credit:iconicwatchcompany 

シリアル30xxxxx-39xxxxxx(1970-1973年頃)

Lemrich社製(レムリッチ)ダイヤル。王冠がマーク2より若干横に広がっており、「ROLEX」のセリフがかなり強調されています。「SUPERLATIVE」の「S」、「OFFICIAL」の「O」が他の文字より僅かに高めに書かれています

マーク3

image credit:hqmilton

シリアル42xxxxx-55xxxxx(1974-1978年頃)

「ラジアルダイヤル」と呼ばれるダイヤルで、文字盤の表記が中央寄りなのが特徴。王冠マークも小さく、「SCOS」表記も横に狭くなっています。

マーク4

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シリアル41xxxxx-58xxxxx(1974-1978年頃)、30xxxxx(1971-1972年頃)

王冠がより現代的な形に変わります。初期のダイヤルに比べると王冠が縦長になります。マーク5と似ていますが、マーク4では「GMT-MASTER」の「M」の右の垂直線が「C」の丁度真ん中上部に来るのに対し、マーク5では「CH」の間に来ます。

シリアルが300万番台の時計にもマーク4が使われているケースも存在します。

マーク5

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シリアル50xxxxx-59xxxxx(1977-1979年頃)

上記に記した通りマーク4に似ていますが、マーク5では「GMT-MASTER」の「M」の右の垂直線が「CH」の間に来ます。(マーク4は「C」の丁度真ん中上部)

マーク6

image credit:hqmilton

シリアル55xxxxx-59xxxxx(1978-1979年頃)

初期のサービスダイヤルでもあると言われていますが、1675の最後のダイヤルとしても知られています。非常に縦長な王冠マークが特徴で若干似ているであろうマーク4,5と違い「GMT-MASTER」の「M」が「C」の左端に僅かに掛かっていることが分かります。

初期のサービスダイヤルでもあるのでこのダイヤルに交換されている個体も存在します。

サービスダイヤル

image credit:hqmilton

トリチウム、ルミノバそれぞれ王冠の形が似ており判別も容易いです。

 

リューズガードの遍歴については…
“ロレックス GMTマスター 1675 リューズガードの遍歴、種類”

 

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