アクアノートが登場して10年の2007年に第3世代として5167が登場します。現在に至るまで現行品として居座り続けていますが、登場から現在までのモデルを見ていきたいと思います。
それ以前は
パテックフィリップ アクアノートの歴史 各モデルを解説 1997-2006年
目次
5167(2007-)
image credit:hqmilton
5167からアクアノートは少し形を変更します。
チョコレートのようなブロックが突起したエンボス加工から変わり、突起は控えめになりわずかに湾曲しています。
またインデックスの3が無くなり日付が配置されてます。
比べてみると一目瞭然。
image credit:hqmilton ↑5066A
ストラップはケースに沿うような形になり隙間が無くなります。バックルの形状も変更されてます。
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ケースサイズは40.8mm(現在のパテックのHPでは40mmになってます。)
厚さは8.1mmと薄めです。
ムーブメントはCal.324SC
image credit:watchbase
28,800振動に、パワーリザーブは~45時間
2009年からジュネーブシールがパテックフィリップシールに変更。
ローターは21金
防水性は変わらず120m
5167A-001(2007-)
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5167/1A-001(2008-)
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ブレスレットの形状も変更になり、腕にフィットしやすく曲線を描いてます。
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5167R-001(2009-)
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5167A-010(2011)
image credit:watchnerd.com
2011年のみに「特別注文」によって作られた”らしい”謎の多いモデル
2015年5月に開催されたサザビーズオークションで580万で落札された情報しかないです。
本数も少ないのに580万で落札は安い気もしますが、当時は高かったのでしょう。
5168G-010の元になったとか…?
5168Gはホワイトゴールドですが、こちらはステンレス
5167A-012(2019)
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シンガポール限定モデル。500本限定。値段がかなり高くクロノ24では1000万円を超えてます。
裏蓋にはSINGAPORE2019という文字が見えにくですが印刷されてます。
image credit:gmtpost.com
裏蓋にはSINGAPORE2019という文字が見えにくですが印刷されてます。
バーガンディー色とかならまだしも真っ赤は合わせ辛いような気もしますが、資産用時計で使う人はあんまりいないですかね。
5165A-001(2007-2010)
image credit:hqmilton
5167と同時期に出て結構早めにディスコンになったモデル
2009年に生産終了とも言われてます。
ケースサイズは38mm、厚さ8.1mm
ムーブメントは5167と同じくCal.324SC
サイズ感的に復活して欲しいモデルです。
5164(2011-)
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トラベルタイム仕様のアクアノート
2ヵ国の昼夜もわかるので時計としての機能を中々優秀。
ケース左にボタンが2つ付いており、リューズを操作せずにローカルタイムを1時間単位でズラせるのは便利です。
ムーブメントはCal.324SC FUS
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ムーブメントが厚くなったことによりケースの厚さも10.2mmに(5167は8.1mm)
ケースサイズは40.8mm
5164A-001(2011-)
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5164R-001(2016-)
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5650G-001(2017)
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アクアノート誕生20周年の節目に発表された500本限定モデル
5164の機械をチラ見せモデルかと思いきや、かなり精度を追い求めたモデル。
Spiromaxヒゲゼンマイとフレキシブルタイムゾーン修正システムを搭載。
image credit:professionalwatches.com
このチラ見せしてるのがフレキシブルタイムゾーン修正システム
ムーブメントは一応5164と同じくCal.324SC FUS
ケースサイズは40.8mm
厚さは11mm
クロノ24では2500-3000万で販売中。やっぱ高いですね~
5168(2017-)
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2017年に5650G-001と共にブルーのホワイトゴールドという出で立ちで登場。
ケースサイズが42.2mmと大きく、現代のアクアノートの「ジャンボ」
厚さは8.25mm
現在ではステンレスモデルが存在しなくホワイトゴールドモデルのみ
ムーブメントは変わらずCal.324SC
5168G-001(2017-)
↑のブルー
5168G-010(2019-)
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カーキグリーンモデル 2019年~追加
バックルがブルーと変わり改良されてます。一応初出は後述する5968から
image credit:1stdibs.com
5968A-001(2018-)
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アクアノート初のクロノグラフモデル。何といってもオレンジ色が目を引きます。
ブラックとオレンジ2色のラバーストラップが付くので通常はブラック付けたほうが良いでしょう。
最初6時のスモセコが秒針だと思っていたら、60分積算計でした。秒針は無し。
5980みたいにすればよかったのでは…?とも思っちゃいますね。
ケースサイズは5168と同じく42.2mmとデカめ。厚さが11.9mm
ムーブメントはCH 28-520 C
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28,800振動、パワーリザーブ45-55時間
バックルは今までと違うタイプのものを採用。
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重さを考慮し、装着感を増すためと採用したとも言われてます。
5168G-010でもこのバックルを採用しています。