1st、2ndに引き続き書いていきます。
1st&2nd編はこちら
歴代スピードマスター プロフェッショナル1st CK2915、2nd CK2998編
3rd 105.003&145.003(1963-69)
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リューズガードがない最終モデル。針はアルファ針からスティック型の針に変更。(スティック針は2ndの105.002の最後のほうから変わっているという説もあります)
プッシャーが若干デカくなってます。ムーブメントは2ndから同じCal.321
裏蓋内部には105.003-63、-64、-65と年式が刻印されます。66は無い模様(66年以降は-65の模様)。67年からはオメガがリファレンスナンバーのシステムを変更し145.003に変わります。
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あと一応気を付けなければいけない点として、ベゼルです。BASE1000は2ndで終わりますが、「ドットオーバー90」が引き続き採用されます。ベゼルの90の右上にドットがくるタイプがそう呼ばれます。
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image credit:www.hqmilton.com ↑変更されてる例
70年頃までドットオーバー90です。5th(145.022)の初期頃まで。
4th 105.012&145.012(1963-69)
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祝「ムーンウォッチ」、 アポロ11号とともに月に降りたモデルです。一時期アポロ11号は月に行ってない説みたいなのがでてた時期がありましたが、どうなったんでしょう??
3rdと同時期に生産。リューズガードがあり。NASAの要請によって取り付けたとか何とか。個人的にはリューズガード無いほうがスッキリして好きです。
文字盤に「PROFESSIONAL」の表記が初めて入ります。
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3rdと同じくスティック針。これまた裏蓋内部に年式が刻印されます。105.012-63、-64、-65、-66(こちらは-66が存在します。)
66年式にはケースが2種類存在し、通常のケースと「CBケース」というレアなものが存在します。Centrale Boites社製のケースでラグが通常より大きく面取りされています。
image credit:www.watchbooksonly.com
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裏蓋内部にはCB刻印あり
ベゼルはドットオーバー90、ムーブメントはCal.321
67年からリファレンスが145.012が変更。リファレンスだけ変更かと思いきや、プッシャーが5mmだけ大きくなってます。
69年から5th(145.022)に変更へ