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歴代3針ロイヤルオークの歴史 2000年~

投稿日:2020年3月23日 更新日:

1972年のバーゼルワールドの原点である、スイスのウォッチショーで発表されて以来、革新的なデザインで世界的に大きな成功を収めたらしいですが、その年代はクォーツショック真っただ中ですね。人気がでたのはもうちょいあとかな?
それにしても今年のバーゼルワールドの開催が見送りになり悲しい…

今回はそのロイヤルオークの3針モデルの歴史を調べていきます。2000年以前はまた今度の機会に

14790ST(1992-2005)

image credit:twaintime

1992-2005に生産されたモデル。メンズながら36mmと今から考えると小ぶりなケースサイズ。10数年生産されたモデルなのでちょくちょくマイナーチェンジされてます。
文字盤チェンジは1999年頃
前半の文字盤は、インデックスがロングバー、カレンダー枠が無いです。タペストリーの数も細かい。前期青文字盤に限ってはエナメルのようなテカったブルーが特徴的

image credit:timexchange

このテカブルーが高く、通常モデルの1.5-2倍ぐらいの金額で販売されたりしてます。

バックルは文字盤が変わる少し前に変更。96-7年頃?

image credit:nikiasgold

↑前期バックル

image credit:twaintime

↑後期バックル APモチーフ

 

青がまだブティック限定ではなく、黒はアラビア数字のみ。このアラビアが結構ダサい。

image credit:iconeek

ムーブメントはCal.2225。
ジャガールクルトのCal.889/2をベースに改良した機械。この889/2は名機として知られ、ヴァシュロンやIWCなんかにも搭載したモデルが存在します。
生産終了間際にCal.2325に変更。これも889改良ムーブ。28000振動、パワーリザーブ40時間。

パテックみたいなサーモンピンクのダイヤルも存在します。

image credit:timexchange

いくらするんだろ?

 

15000ST(1995?-2005) ボーイズ

image credit:hushhush

おそらく95年頃~2005年生産。33mmのボーイズサイズ。自動巻き。
14790と同じく、1999年に文字盤チェンジ、バックルの仕様変更も同じころかな?前半ブルー文字盤はもちろん高いです。

image credit:reebonz

ムーブメントはCal.2140

image credit:watchbase

これまたルクルトのCal.960をベースに改良した機械です。直径20.4mmと小型でパワーリザーブ40時間、28800振動。2225、2325共々今でも十分通用するスペックですね。

 

15300ST(2005-2012)

image credit:hqmilton

2005年~2012年生産モデル。ケースサイズが39mmとアップしました。ジワジワとロイヤルオーク相場が上がってきたのは、ここら辺からですかね?

ムーブメントが自社ムーブに変わりシースルー仕様に

image credit:hqmilton

やっぱアピールしてきますね。Cal.3120はジャガールクルトCal.920をベースに自社開発したそうですが、そう考えるとやっぱルクルトは凄いですね。

image credit:journal.hautehorlogerie.org

ジャイロマックステンプを携えて、パワーリザーブ60時間、振動数は21600へ。振動数がなんか減ってる…。ローターには22金を使い、オーデマさん家とピゲさん家の家紋が彫られてます。(オーデマとピゲで分かれてたのね。下手したらピゲオーデマになっていた可能性が。)

バックルは観音開きに変更。APモチーフが施されてます。

image credit:mywatchmart

2007年頃に仕様変更になりAPモチーフが短くなります。

image credit:amsterdamvintagewatches

文字盤は白、青、黒の3種類。青はまだブティック限定ではあらず。ただし値段を見ると青のが高い

 

15400ST(2012-2019)

image credit:jaztime.com

2012~2019まで生産。ケースサイズが2mmアップし41mmへ。デカい!!
文字盤のAPのロゴも中央に寄りまして12時位置のインデックスがダブルバーになりました。
カレンダーの色も黒文字盤なら黒、青文字盤なら青と文字盤と同色が使われています。

バックルが前期と後期で分かれており、内側の刻印を見ると違いがわかります。

 

image credit:buyee.jp

↑前期バックル

image credit:www.ijoinwatches.com

↑後期バックル
ネジの位置も少し変わってます。

ムーブメントは15300と同じCal.3120。2003年発表の機械ですが、やはり良いムーブメントは長年使い続けられますか。

このモデルの途中から青文字盤がブティック限定になります。1度無くなり、途中で限定版として復活したとか…どうした?

 

15450ST(2012-) ボーイズ

image credit:nywatchlab.com

2012年~。19年に15400が15500になったのでてっきり15450も…と思っていたらちゃっかり生き残ったモデル。
37mmと日本人に好まれそうな絶妙なサイズ感が特徴。レディースとか書かれてるところもありますが、着用するのは男性が多いでしょう。
ムーブメントは同じくCal.3120
バックルは15400と同じく前半のバックルにはAP印字。
所謂15400をコンパクトにした感じ。

 

15500ST(2019-)

image credit:www.jaztime.com

2019年~登場したモデル
ケース径は15400と同じ41mm
パッと見て判断できるところはカレンダーが外側に配置されてる点。あと文字盤の外周メモリが独立して配置されてます。それとAUTOMATICの文字が消えています。シンプルイズベストを目指したのかな?下に何もないと寂しいような…

針とインデックスが若干デカくなり蛍光塗料部分も大きくなってます。ほんの少し。
それより秒針のお尻部分がインデックスと同じ形になってるのは凝ってる造りって感じで関心しますね~

image credit:www.hodinkee.com

中の機械は新ムーブメントCal.4302を搭載

image credit:www.hodinkee.com

前モデルに載ってた3120に比べると振動数が21600振動から28800振動へ、パワーリザーブも60時間から70時間と地味にアップしてます。
シースルーから見えますが、ミニ四駆で言うところの肉抜きされてます。22金部分を削るとかコストカットか?でも手間暇かかってるからプラスマイナスゼロだからとか言う人が居そう…?

文字盤は青、グレー、黒。それと白文字盤が新作の文字とともに公式に追加されてました。白は人気ないから様子をみてたのかな?後からでたから高くなったりして。
もちろん青はブティック限定。

 

 

あとこれは余談ですか、今で言うラグジュアリースポーツモデルの代名詞?的存在なので、色々とパクり似てる時計が出てます。

・ショパール アルパンイーグル

image credit:www.forbes.com

・ジラールペルゴ ロレアート

image credit:www.watchprosite.com

1975年に初代がでてるのでいち早くパクった同時期に生産されたモデルですね。一度廃盤になり最近復活しました。

ベル&ロス BR05

image credit:www.gmtpost.com

etc…
このパクり似てる中だとロレアートが好き。

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