中々モデルチェンジせず、来年こそはモデルチェンジすると言われているミルガウスですが、個人的には2代目の1019の復刻のようなモデルが来てほしいなと思っているところです。
その2代目ミルガウスの1019ですが、マーク1とかマーク2の確立がされていないらしく、どの文字盤が新しいのか古いのかがあまり情報が出回っていないのでをまとめてみました。
シルバーと黒のダイヤルがありますが、シルバーが多く最初期もシルバーしか製造されていなかったと思われます。
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Cernダイヤル 1,6XX,XXX頃
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Cernダイヤルと言われ、針と文字盤に夜光がないタイプ。黒くなっているのでオニキスダイヤルとも言われています。
なぜCernダイヤルと言われているのかと言うと、Cernとは欧州原子核研究機構の略で、ミルガウス自体がその欧州原子核研究機構の研究員の為に製造されたものでした。そのため最初期のモデルはCernダイヤルと言われています。
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※Cernダイヤルで針に夜光が付いている個体も存在しますが、針交換されているか年代的にそのようなモデルも存在したのかもしれません。
シルバーダイヤルは~80年頃までヘアライン仕上げで近くで見ると縦線が入ります。また初期ダイヤルは0.2秒ピッチの目盛りが入ります。後期は0.5秒ピッチ
Cernダイヤルにはなれた夜光 1,6XX,XXX頃? 2,4XX,XXX頃もあり?
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これはそのままのとおりCernダイヤルのインデックス上部に夜光が付いているダイヤル。交換用ダイヤルを付けているのかとも考えましたが0.2秒ピッチとヘアライン仕上げなので交換の線は無いかもしれません。
スクエア夜光 SQUARE_LUME 1,6XX,XXX-2,4XX,XXX頃? 1979年頃
※ここから黒文字盤が追加
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インデックスの一部にそのまま夜光が付いた形になっています。
追記:24番台(1968年頃)まででなく下記の0.2秒ピッチインデックス下夜光と同様の期間あった模様。おそらくヘアライン仕上げの頃まで
0.2秒ピッチインデックス下夜光 2,0XX,XXX頃-1979年頃
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0.2秒ピッチ目盛りが入るのは1979年頃までで、夜光がインデックスからはみ出るような形のダイヤル
※黒文字盤はスクエア夜光の後から0.5秒ピッチ目盛りしたに移行した模様です。
image credit:rolexforums 1970年の個体
0.5秒ピッチインデックス下夜光 1980-1982,3年頃
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80年頃から目盛りが0.5秒ピッチに変更になります。シルバーダイヤルはヘアライン仕上げではなくなり縦線は無くなります。夜光は上記と同じく夜光がインデックスからはみ出るような形です。
0.5秒ピッチ 夜光離れる 1984~1990年頃
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夜光がインデックスから離れる
※夜光の具合が上記の0.5秒ピッチインデックス下夜光よりはみ出具合が顕著なものもあるので、もしかしたらこの間にも種類があるかもしれません。
ムーブメント
Cal.1580
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耐磁製の高いムーブメントでインナーケース、裏蓋に十字ケースが組み込まれています。
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