赤サブの生産が1975年頃に終了し、「SUBMARINER」が赤から白に変わります。赤サブのほうが人気で、白は、それ程注目もされていませんが、考察していきます。
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シリアルでは4,XXX,XXX~6,XXX,XXX
1973年から80年頃までの製造
赤サブについてはこちら↓
「ロレックス サブマリーナー 1680赤サブの種類一覧 徹底考察」
目次
文字盤
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マーク1
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・マーク1とマーク3の王冠はほぼ同じに見えますが、マーク1は「ROLEX」の「L」が完全に真ん中
・クローズドシックス
マーク2
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・マーク2は形は同じですが、インクの濃さで種類がある。
thin=薄い
thick=濃い
・薄いダイヤルはオープンシックスですが、濃いダイヤルはクローズドシックス
・マーク1,3と見分けるには王冠マークで判断。
・beyeler製
マーク3
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・王冠はマーク1と似てますが、「ROLEX」の「L」が若干左寄り
・「CERTIFIED」の「C」が「CHRONOMETER」の「H」の真下ではない
・クローズドシックス
サービスダイヤル
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真ん中は王冠で判断。左右2つは「ROLEX」の「L」が結構左寄り
その他にもルミノバダイヤルも有ります。
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ムーブメント
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赤サブと同じくCal.1575
表記上1570と書かれていたり、ムーブメント本体にも1570と書かれていますが、正確にはCal1575になります。Cal.1570は日付のないムーブメントでそれに日付を付け足したのがCal.1575
1970年頃にハック機能付きに変わるので白サブの時にはハック機能付きになります。
ベゼル
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左がMk3ベゼル、4の内周が三角形
右がMk3bis
基本的にはこの2種類
ブレスレット
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93150 FF580
1680の白サブにはハードブレスの93150が装着します。
90年頃に溝有りになるので1680の時代は溝無しです。
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リューズ
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72~80年頃Triplock24-701/702
80年頃~Triplock24-703
外観の見た目の違いはほぼありません。
Twinlock24-700は白サブでは使われていません。
カレンダーディスク
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赤サブでも書きましたが、カレンダーディスクがオリジナルかどうかの違いは背景がシルバーと「オープン6」&「オープン9」になります。※26に関しては閉じているものと開いているものが存在します。