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ロレックス 17000A,16610TのAとTとは?謎のアルファベット

投稿日:2020年4月8日 更新日:

5桁リファレンスのロレックスで稀に見る17000Aの”A”,16610Tの”T”の謎のアルファベットとは何か、解説します。

image credit:global.rakuten.com

まず、このAとTは国際保証書にしか表記されません。

ロレックスに電話で聞いて見ましたが、17000AのAとは通常の17000とパッキンの仕様が変わったものとの回答を得ました。どうでもよくないか…と思ったのですが、ロレックスが把握するために付け足したものらしく管理するのが楽になるんでしょうか。にしてもパッキンの仕様が変わるって何でしょうか?

お次に、16610TのTはラグ穴が無くなった個体です。

image credit:www.hqmilton.com

16613Tや16618Tなんてのも見ます。ヨットマスターでもあったかもしれません。16233Tとかも見たことあったような…

マイナーチェンジ後と区別する為に付け足された文字なので国際保証書のリファレンスの最後に何か見たことが無いアルファベットが付いていたら、どこかしら変わったということでしょう。

そして国際保証書に関することでもう1つ。基本的に緑色のカードですが、稀に白い国際保証書を目にします。

image credit:http://onbehalf-lite.com/

これは正規代理店が個人としてではなく、店として修理に出した際に緑ではなく白になります。見てみると下のほうに、「Authorized Distributor」という訳すと正規販売代理店の文字がプリントされ、その右に店名が入ります。
値段は変わりませんがレアです。

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