1976年にノーチラス3700が発表されてから30周年の2006年に大きく一新されます。
箱もここら辺かこの少し後ぐらいで変わりますね。
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image credit:www.pinterest.jp ↑昔の箱
さて、本題に戻ってノーチラスを見ていきましょう。
2006年以前は…パテックフィリップ ノーチラスの歴史 1976~2005年
目次
5711(2006年-)
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初代ノーチラス3700の新の後継モデルでもある5711/1A-001が登場します。秒針は付きます。
ケースサイズは3700より1mm大きい43mm。(パテックや店によっては40mmと書いてあるところもありますが、それだとヒンジを抜いて10-4時位置で図ったサイズ)
厚さは3700が7.6mmに対し、5711は8.3mm。防水性は変わらず120m
水平エンボスの文字盤にSSモデルがようやく登場
シースルーバックのスリーピースケース
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ムーブメントは2008年までCal.315SC、2008-2019年までCal.324SC、2019年からCal.26‑330SC
image credit:watchbase.com Cal.324
image credit:watchbase.com Cal.26-330SC
Cal.315は21,600振動ですが、Cal.324からは28,800振動にアップされます。
さらにCal.26‑330SCはからはハック機能が付きます。
5711/1A-001(2006-2010)
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SS青文字盤
5711/1A-010(2010-)
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SS青文字盤
5711/1A-001と余り違いがないですが、ブレスがピンに変わりました。
あと5711/1Aは文字盤がマイナーチェンジされており、2018年頃より「PATEK_PHILPPE_GENEVE」のロゴの入り方が変わります。下記に書いた5711/1A-011の白文字盤と同じように入るようになりました。
image credit:www.hqmilton.com ↑2018年以降
5711/1A-011(2012-2020)
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SS白文字盤
5711J-001
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YG白文字盤 革
5711G-001
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WGグレー文字盤 革
5711R-001
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RGグレー文字盤 革
革ベルトのYG,WG.RGそれぞれ金無垢モデルが2007年にでますが現在は生産中止
5711/1R-001(2015-)
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RGブラウン文字盤
5711/1P-001(2016)
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2016年にノーチラス40周年記念として5976と共に5発売されます。700本の限定品で鮮やかなブルーで「40 1976-2016」の文字が入ります。プラチナ950のケースでインデックスがバケットダイヤが付いたゴージャスな造りで、もちろんケースの下のほうにプラチナの印である1粒ダイヤが入ってます
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個人的にはやりすぎ感が有るような気がしなくもないです…
5712(2006年-)
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1年経たずに生産終了した3712の後継モデル5712/1A-001
ぱっと見ほぼ3712と変わりません。
ケースサイズは3712が42mmに対して5712が43mm(パテックや店によっては40mmと書いてあるところもありますが、それだとヒンジを抜いて10-4時位置で図ったサイズ)
ケースの厚さも5711と同じく少し厚くなり、3712が8.37mm、5712が8.52mm
ムーブメントは3712同様Cal.240PS IRM C LU
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21,600振動でパワーリザーブ~48時間。マイクロローターがイカしてますね。
2009年からジュネーブシールがパテックフィリップシールに変更。
それと3712との違いは、文字盤の7時のインデックスの有無で見分けることがきます。
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5712になると7時インデックスが無いです。ヒンジも丸くなってます。
文字盤マイナーチェンジがあり2008年にパワーリザーブ48時間の横にドットが1つ追加されます。
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5712/1A-001(2006-)
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SS青文字盤
5712G-001(2006-)
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WGグレー文字盤 革
5712R-001(2006-)
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RGブラウン文字盤 革
金無垢モデルは革ベルトオンリー、YGは無し
5712T-001
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Tiグレー文字盤 革
2007年のみ製造のチタンモデル。売ってるのを見つけるのは困難?
5712GR-001 (2012-2015)
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WG×RGグレー文字盤 革
ホワイトゴールドとローズゴールドのコンビの珍しいモデル。金×金コンビ
5980(2006年-)
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ノーチラス初のクロノグラフモデル。ケース径は44mm(パテックや店によっては40.5mmと書いてあるところもありますが、それだとヒンジを抜いて10-4時位置で図ったサイズ)
厚さは12.16mm
6時位置のスモールセコンドにクロノグラフの分と時間をまとめることで文字盤のデザインがすっきりまとまってます。
ムーブメントはCal.CH28-520 C
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28,800振動にのパワーリザーブは~55時間
ローターは21K
2009年からジュネーブシールがパテックフィリップシールに変更。
現時点ではSSモデルは生産されておらず、金無垢、コンビ共々非常に人気故に値段もそれなりに高いです。
5980/1A-001(2006-2014)
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SS青文字盤
5980/1A-014(2010-2014)
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SS黒文字盤
5980/1A-019(2012-2014)
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SS白文字盤
5980/1R-001(2013-)
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RG黒文字盤
5980/1AR-001(2013-)
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SS×RG青文字盤
5980R-001(2010-)
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RGブラウン文字盤 革
5976/1G(2016)
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5711/1Pと同じく2016年にノーチラス40周年で生産されたモデル。こっちはプラチナでじゃなくホワイトゴールド。1300個限定(5711/1Pと合わせて2000個)
こちらもダイヤインデックスで横線鮮やかなブルーで「40 1976-2016」の文字が入ります。
プラチナケースではないため1粒ダイヤは付きません。
5800/1A-001(2006-2009)
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中型ノーチラスで3800の後継モデル。5711、5712、5980とこの5800が2006年に一新されたモデルたち。
ケース径は38.4mm(3800は37.5mm)当時5711が人気だったため中途半端なサイズの5800は短命に終わってしまいます。
ムーブメントはCal.330SC AIG
image credit:www.europeanwatch.com
SS青文字盤のみ
5726(2010年-)
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アニュアルカレンダーモデル。2月のみ調整すれば良く後は30日と31日を判別してくれる便利な機械。まあ月1回ぐらい自分で調整すれば良いじゃんとか思いますけど…
ケース径は5980と同じ44mm(パテックや店によっては40.5mmと書いてあるところもありますが、それだとヒンジを抜いて10-4時位置で図ったサイズ)
ちなみに初のアニュアルカレンダーは1996年の5035(世界発)
5726と異なりカレンダーディスクではなくインダイヤルで表示するタイプ
ムーブメントは5711の324系Cal.324S QA LU 24H
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アニュアルカレンダーと24時間計、ムーンフェイズが付きます。
5726A-001(2010-)
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SS黒文字盤 革
発売当時は革ベルトのみで後からブレスレットタイプが登場します。
5726/1A-001(2012-2019)
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SS黒文字盤
5726/1A-010(2012-2019)
image credit:www.italianwatchspotter.com
SS白文字盤
5726/1A-014(2019-)
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SS青文字盤
5990/1A-001(2014年-)
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トラベルタイム、クロノグラフ。5980が少しと進化したモデル
ノーチラスの5164にクロノグラフが付いた感じです。
ケース径は44mm(パテックや店によっては40.5mmと書いてあるところもありますが、それだとヒンジを抜いて10-4時位置で図ったサイズ)
ムーブメントはCal.CH28-520C FUS
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ホームタイムとローカルタイムで昼夜のインジケーターが表示されます。
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今までのノーチラスはヒンジの隅にあるネジで固定されるタイプでしたが、5990はこのタイプと異なります。9時位置のヒンジが無くなり、3時位置にも5980と違い中央寄りにプッシャーが配置されてます。デザインは同じで新しい種類の時計とも言われてます。
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SS黒文字盤のみ
5740/1G-001(2018年-)
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遂にノーチラスでパーペチュアルカレンダーがでます。
18金ホワイトゴールドでブルー文字盤。通常の青でなく2016年に登場した5711/1P,5976/1Gと同じ鮮やかな青色。ブルーソレイユ文字盤とも呼ばれてます。ソレイユはフランス語で太陽なので青い太陽文字盤ってことですね。
ケース径は44mm(パテックや店によっては40.5mmと書いてあるところもありますが、それだとヒンジを抜いて10-4時位置で図ったサイズ)
ムーブメントはCal.240Q
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21,600振動のパワーリザーブ~48時間。ローターは22金。
パーペチュアルカレンダーの割に3.88mmの超薄型ムーブメント
このムーブメントのおかげでケースの厚さがわずか8.42mm
WG青文字盤のみ
定価が1400万ぐらいですが、2000万越えぐらいで販売しています。